斜頭・絶壁による頭の歪みで起こる問題とは?放置する前に知っておきたいこと

「頭の形が少しいびつだけど大丈夫かな?」

「絶壁頭や斜頭って見た目だけの問題なの?」

このようなご相談をいただくことは少なくありません。

赤ちゃんの頭は非常に柔らかく、生後間もない時期は寝る向きや抱っこの仕方、身体の使い方などの影響を受けやすい特徴があります。

そのため、

・後頭部が平らになる絶壁頭

・左右どちらかが平らになる斜頭症

が起こることがあります。

しかし、頭の歪みは単に見た目だけの問題として考えられがちですが、実際には身体のバランスや成長に影響を与える

ケースもあります。

今回は、斜頭や絶壁によって起こる可能性がある問題について詳しく解説します。

斜頭・絶壁とは?

まず頭の歪みにはいくつかの種類があります。

斜頭症

頭を上から見た時に左右非対称になっている状態です。

片側の後頭部が平らになり、

・おでこの左右差

・耳の位置の違い

・顔の左右差

・顎のズレ

などがみられる場合があります。

絶壁頭

後頭部全体が平らになっている状態です。

頭を横から見ると丸みが少なく、

後頭部がストンと落ちたような形になります。

日本人に比較的多い頭の形とも言われています。

頭の歪みが起こる主な原因

頭の歪みは生まれつきだけで起こるわけではありません。

主な原因として

向き癖

いつも同じ方向ばかり向いて寝ている。

これが最も多い原因の一つです。

首の緊張

首が硬くなっていると向きやすい方向が決まってしまいます。

結果として同じ場所に圧力がかかり続けます。

身体の左右差

赤ちゃんでも身体の使い方にはクセがあります。

・反り返り

・片側ばかり使う

・寝返りの左右差

などがあると頭にも影響します。

出産時の影響

骨盤内での圧迫や吸引分娩などによって頭の形に影響が出る場合もあります。

斜頭や絶壁で起こる可能性がある問題

ここからは頭の歪みによってみられることがある変化についてお話しします。

※すべての方に起こるわけではありません。

顔の左右差

斜頭でよく見られる変化です。

頭の骨は連動しているため、

後頭部の左右差が

・おでこの左右差

・目の高さ

・頬の張り方

・顎の位置

などに影響することがあります。

成長とともに気になるようになるケースもあります。

耳の位置が左右で違う

斜頭が強い場合、

片方の耳が前に出たり後ろに下がったりすることがあります。

お子様によっては、噛み合わせや歯列配列、顎のズレなどがあり、歯列矯正を勧められているとお聞きすることは良くあります。

一見すると分かりにくいですが、

写真を撮った時に気付く保護者の方も少なくありません。

帽子やヘルメットがズレやすい

頭の形が左右非対称の場合、

帽子やヘルメットが真っすぐ被れないことがあります。

実際に頭の歪んでいるお子様は子供用ヘルメット、帽子が被れない。

好きな髪型にできないなどの問題も良くあります。

片側に傾いたり回転したりするケースもあります。

噛み合わせへの影響

顎の位置が左右で変化すると、

噛み合わせに影響する可能性があります。

もちろん頭の歪みだけが原因ではありませんが、

成長過程で顔面のバランスに関わることがあります。

姿勢の崩れ

頭は身体の一番上にあります。

頭のバランスが崩れると、

身体全体でバランスを取ろうとします。

その結果、

・首が傾く

・肩の高さが違う

・身体をねじる

などがみられることがあります。

首や肩への負担

頭の重さは体重の約10%ほどあると言われています。

頭の位置が偏ると、

首や肩の筋肉に負担がかかりやすくなります。

成長後に

・肩こり

・首こり

・頭痛

などで悩む方の中にも頭の左右差がみられるケースがあります。

集中力や落ち着きとの関連が指摘されることも

近年では、

頭の形と発達との関係について研究も進められています。

ただし、

現時点で

「頭の歪みが発達障害を起こす」

という医学的根拠はありません。

しかし、

身体の使い方や首の動きに左右差がある場合、

運動発達や姿勢に影響しているケースはあります。

そのため頭だけでなく身体全体をみることが大切です。

睡眠への影響

首や身体の緊張が強いお子様では、

・寝つきが悪い

・夜中に何度も起きる

・寝返りが少ない

といった状態がみられることがあります。

頭の歪みそのものというより、

歪みの原因となっている身体の状態が関係しているケースもあります。

成長とともに気になりやすくなることも

乳児期は髪の毛で目立たなくても、

成長してから

・髪型が決まらない

・顔の左右差が気になる

・写真写りが気になる

というお悩みにつながることがあります。

特に思春期以降は見た目を気にする機会が増えるため、

早めに状態を把握しておくことが大切です。

「様子を見ましょう」と言われた場合でも確認は大切

病院で

「様子を見ましょう」

と言われることもあります。

実際に軽度の歪みであれば成長とともに目立ちにくくなるケースもあります。

しかし、

向き癖や身体の左右差が続いている場合は、

頭の形だけでなく原因を確認することも重要です。

頭の歪みは頭だけを見るのではなく身体全体をみることが大切

頭の歪みの背景には

・首の緊張

・身体のねじれ

・向き癖

・姿勢の問題

などが隠れていることがあります。

そのため、

頭だけをみるのではなく、

身体全体の状態を確認しながらケアを行うことが重要です。

まとめ

斜頭や絶壁は単なる見た目だけの問題ではなく、

・顔の左右差

・耳の位置の違い

・姿勢の崩れ

・首肩への負担

・帽子やヘルメットのズレ

・噛み合わせへの影響

などにつながる可能性があります。

もちろん全てのお子様に問題が起こるわけではありません。

しかし、

「そのうち治るだろう」

「様子を見ているだけで大丈夫かな?」

と不安を感じている方は、一度頭だけでなく身体全体の状態を確認してみることをおすすめします。

丸鍼灸整骨院では、0歳〜15歳までのお子様の頭の歪み・絶壁・斜頭に対応しております。

ヘルメット治療の適齢期を過ぎたお子様でもご相談いただいています。

気になる方は、お気軽にご相談ください。

最後までご覧頂きましてありがとうございました。

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