「朝起きると腰が痛い」
「長時間座っていると腰が重だるくなってくる」
「立ち上がる瞬間に腰が痛む」
「マッサージをしてもらうと楽になるけれど、 数日すると元に戻る」
「何度もぎっくり腰を繰り返している」
このような腰痛でお悩みではありませんか?
腰が痛くなると、多くの方がまず考えるのが、
「腰の筋肉が硬くなっているのかな?」
ということではないでしょうか。
もちろん腰周辺の筋肉が緊張し、 痛みや重だるさにつながっているケースもあります。
しかし、身体を細かく見ていくと、必ずしも「痛い場所= 負担の原因となっている場所」とは限りません。
今回は、腰痛を「腰だけ」の問題として考えるのではなく、 身体全体から考えることの大切さについて詳しくお伝えします。
腰痛にはさまざまな原因があります。
まず知っていただきたいのは、 腰痛と一言で言っても原因や状態は一人ひとり違うということです 。
腰椎椎間板ヘルニア、脊柱管狭窄症、腰椎分離症・すべり症、 骨折など、医療機関での診断や治療が必要になる腰痛もあります。
一方で、
「病院で検査を受けたけれど大きな異常はない」
「湿布や痛み止めで一時的には楽になる」
「疲れてくると腰が痛くなる」
「同じ姿勢を続けるとつらくなる」
という方も少なくありません。
このような場合には、腰だけを見るのではなく、 腰にどのような負担がかかっているのかを考えることが重要になり ます。
なぜ「腰だけ」を見ないことが大切なのか?
人間の身体は、たくさんの関節や筋肉が連動して動いています。
例えば歩くという動作だけを考えてみても、 腰だけが動いているわけではありません。
足首が動き、膝が動き、股関節が動き、骨盤が動き、 背骨が動きます。
これらが連動することで、 私たちはスムーズに歩くことができます。
ところが、何らかの理由で股関節や背中などが動きにくくなると、 本来その場所で行われるはずだった動きを、 別の場所が補わなければならなくなることがあります。
その負担が腰に集中すれば、
「腰が頑張りすぎている状態」
になることも考えられます。
そのため当院では、腰痛の方であっても腰だけを見るのではなく、 身体全体の状態を確認することを大切にしています。
① 骨盤・股関節と腰痛
腰のすぐ下にあるのが骨盤です。
そして骨盤の左右には股関節があります。
立つ、歩く、しゃがむ、階段を上る、椅子から立ち上がるなど、 日常生活のさまざまな場面で股関節は動いています。
例えば、 股関節の動きが小さくなっている状態で身体を前に倒そうとすると 、腰側の動きが増えることがあります。
反対に、骨盤や腰周辺が動きにくくなっていて、 動作のたびに特定の場所へ負担が集中しているケースも考えられま す。
だからこそ、
「腰が痛いから腰を揉む」
だけではなく、
「股関節はスムーズに動いているのか?」
「骨盤周辺の動きはどうなのか?」
という視点も重要です。
② 長時間の同じ姿勢も腰への負担に
最近特に多いと感じるのが、 長時間のデスクワークやスマートフォン、 車の運転などによる身体への負担です。
仕事で何時間もパソコンに向かっている。
移動では長時間車を運転する。
休憩時間にはスマートフォンを見る。
帰宅後はソファに座ってテレビやスマートフォンを見る。
このような生活では、身体を大きく動かす時間が少なくなります。
問題なのは単純に「姿勢が悪い」ということだけではありません。
同じ姿勢が長時間続いてしまうことも身体への負担になります。
「良い姿勢をずっとキープしなければ」
と考えるよりも、適度に立ち上がったり、身体を動かしたりして、 同じ姿勢を長時間続けないことが大切です。
③ お腹やお尻の筋肉も大切
腰を支えているのは腰の筋肉だけではありません。
お腹周辺やお尻、股関節周辺など、 さまざまな筋肉が協力しています。
身体を支える筋肉がうまく使えていないと、 腰周辺が必要以上に頑張って身体を支えようとする場合があります 。
ただし、
「腰痛だから腹筋を鍛えればいい」
「スクワットをすれば治る」
という単純な話でもありません。
その方の身体の状態によって、必要な運動や負荷は変わります。
痛みが強い状態で無理にトレーニングを行えば、 かえって症状を悪化させてしまう可能性もあります。
まず身体の状態を確認し、 その人に合った方法を選ぶことが重要です。
④ 「腰を揉んでもまた戻る」のはなぜ?
腰がつらい時に腰をマッサージしてもらうと、
「気持ちいい」
「軽くなった」
と感じる方は多いと思います。
腰周辺の筋肉が緊張している場合、 施術によって一時的に楽になることもあります。
しかし、
「翌日にはまた痛くなった」
「毎週揉んでもらっているけれど、ずっと繰り返している」
という場合には、 腰だけでなく身体全体を見る必要があるかもしれません。
なぜなら、 日常生活の中で腰に負担をかけている身体の使い方や環境が変わっ ていなければ、再び腰に負担が集中する可能性があるからです。
大切なのは、
「どこが痛いのか?」だけではなく、「 なぜそこに負担が集中しているのか?」
という視点です。
当院では腰だけではなく身体全体を確認します。
丸鍼灸整骨院では、 腰痛だからといって腰だけを施術するのではなく、
・姿勢
・骨盤周辺
・背骨の動き
・股関節
・筋肉の緊張
・左右のバランス
・立ち方
・身体の使い方
などを確認しながら、 一人ひとりの身体の状態に合わせて施術を行います。
当院が大切にしているのは、 強い刺激を入れることではありません。
「強く押した方が効きそう」
「ボキボキ鳴らした方が整いそう」
と思われる方もいらっしゃいますが、 刺激の強さと身体の変化は必ずしも比例するわけではありません。
身体の状態を確認しながら、 必要な部分へ適切にアプローチすることを大切にしています。
腰痛対策は日常生活も重要です。
施術を受けるだけではなく、 日常生活を見直すことも腰痛対策では重要です。
特に意識していただきたいのが、
「同じ姿勢を長時間続けないこと」
です。
デスクワークであれば、可能な範囲で定期的に立ち上がる。
座りっぱなしなら少し歩く。
車を長時間運転する場合は休憩を入れる。
身体を前に曲げた姿勢やひねった姿勢を長時間続けない。
無理のない範囲で身体を動かす。
こうした小さな積み重ねが、 腰への負担を減らすことにつながります。
また、睡眠や疲労の蓄積など、 生活全体を振り返ることも大切です。
腰痛を我慢し続けないでください。
腰痛が続いていても、
「いつものことだから」
「まだ仕事はできるから」
「そのうち良くなるだろう」
と我慢してしまう方は少なくありません。
しかし腰が痛くなると、
靴下を履くのがつらい。
朝起き上がるのが怖い。
子どもを抱っこできない。
仕事に集中できない。
ゴルフや旅行を楽しめない。
バイクや車の運転がつらい。
など、少しずつ日常生活にも影響してきます。
「痛みを我慢しながら生活することが普通」になってしまう前に、 一度身体の状態を見直してみてください。
このような腰痛は医療機関へ。
すべての腰痛が整体の対象になるわけではありません。
特に、
・安静にしていても強く痛む
・時間とともに痛みが悪化している
・発熱を伴っている
・足に強いしびれがある
・足に力が入りにくい
・排尿・排便に異常がある
・転倒や事故のあとから強く痛む
といった場合には、自己判断で整体やマッサージを続けず、 まず整形外科などの医療機関を受診してください。
腰痛の中には、 早期の診断や治療が必要な病気が隠れていることもあります。
「腰が痛い=腰が悪い」と決めつけないこと。
腰痛で大切なのは、 痛みが出ている場所だけにとらわれないことです。
腰が痛いから腰。
肩が痛いから肩。
膝が痛いから膝。
もちろん痛みのある場所を確認することは重要です。
しかし、人間の身体はすべてつながりながら動いています。
腰痛を繰り返している方こそ、
「なぜ腰に負担がかかっているのだろう?」
という視点で身体を見直してみてください。
長年腰痛で悩んでいる。
マッサージを受けてもすぐ戻る。
朝起きると腰が痛い。
デスクワークで腰が重い。
」
何度もぎっくり腰を繰り返している。
そんな方は、一人で我慢せずお気軽にご相談ください。
丸鍼灸整骨院では、 腰だけではなく身体全体の状態を確認しながら、 毎日の仕事や趣味、家事、 育児を少しでも快適に行える身体づくりをサポートしています。
「痛みがあるから、やりたいことを諦める」
そんな生活になる前に、 今の身体と向き合うきっかけにしていただければと思います。
お気軽にご相談下さいね!



